杞憂?

4月1日

日本中が新元号『令和』で沸くなか、農水省から全国の農政局へ通知が。

「農業次世代人材投資事業の交付対象者について、前年の世帯全体の所得が600万円以下を目安とします。」

4/3付 日本農業新聞より

マジ( ;∀;)!!??

全国に・・・いや。私に、大いなる衝撃が走りました!


農業次世代人材投資事業

新規就農を支援するために、年間最大150万円を交付する制度。準備型は最長2年、開始型は最長5年間給付を受けることができる。


コレ、就農する身としては非常に有難い。

特にアスパラガスは多年生植物の為に、他の野菜と違って収量がだんだん上がってくる。当たり前に取れるようになるまで3年くらいかかる。

トマトとか、1年目からドーンと取れる人もいるそう。

 

「所得600万いかんやろ!?」て声が上がりそうですが、私、両親と同居してまして、親の所得次第では超える可能性が…。親の確定申告書がまだ届いてない為に確認できませんが。

「まあ、恵まれた環境で就農しようとしてるということで」と励ましの声も聞こえそうですが。。。生活費はなんとかなるとして、私背負ってるんです、、、

ザ・住宅ローン!!

返済滞ったらどうしましょ😨

 

「あくまで目安」とはあるものの、基準が示されたわけで。市役所に問い合わせてみると…

「はい。600万円以上の世帯は対象外とする方針です。」

・・・(;_;)

研修先のO師匠に話すと、「そやんことなら研修ば1年で終わらせとけばよかったない」と言うお言葉。ご心配あざす!

 

 

『給付金がもらえないとなると、融資の方もちょっと危うくなってくるかも』

というのが、JAを通じて日本政策金融公庫から融資を受ける予定なんですが、

金融機関は新規就農者の返済財源として給付金をアテにしてると思われるからです。

もしこの融資がダメだと、他の資金を探さないといけない。

『新規就農者っていう、農業の実績がない者に貸してくれるんだろうか。おれが融資担当者だったら、二の足を踏むな』

っていう心の声が止まらない。

融資はあるんだろうけど、利息も高いだろうな〜。

 

私の就農自体に暗雲が・・・。

ヤキモキするので、早く確定申告書もらって下さい!!

と親に言うも、「もうすぐくるけん待っとけ」と。

まあ、早くもらったところで所得はもう出てるのでどうしようもないですが。 

 

 

 

とりあえず自分にできることは、今ままで通り研修を続けることだけ。

と、今日も朝からアスパラ収穫に励んでいると、

O師匠「おう串山よかったな、600万のやつ撤回されたぞ!」

鉄塊”剛”!…いやいやコレはワンピースの六式のやつ。…撤回!?

!!?マジっすか‼︎

4/5付 日本農業新聞

なになに・・・

「600万円以上でも、自治体が判断すれば可能」

し、師匠、撤回じゃないじゃないですか。情報あざす!!

撤回まではいかなくても、前回の通知より緩くなったかな。

でも、

”自治体の判断”

ってとこ微妙だなあ。600万円っていう目安が設定されたことに違いはないから。自治体の方針で600万以下って決める場合もあるんだろうから。

申請の流れは、就農者⇨市⇨県⇨国だから、自治体は市と県どっちもか。

 

 

この心配、杞憂に終わればいいんだけど。

自治体の担当の方々、是非ともよろしくお願いします!!

ではまた次回!

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