野菜が安い(ノД`)!!
・・・いきなり嘆いてしまってすみません💦
トップ画は、最近の農業新聞。
今シーズンの野菜の価格がパネェす。逆パネェ。
野菜の価格は需要と供給で決まるわけですから、
需要が多くなると野菜は高くなるし、少なくなると安くなる
供給が多いと安くなって、少ないと高くなる
安いのは、消費者目線でみるとは嬉しいことですけどね。
今シーズンは、暖冬の影響で作物の生育が良い。というか良すぎる(・_・;
平年並みの気温で推移していけば、段取りよく収穫もできるのだけど、
今シーズンのように暖冬となると作物の生育スピードが速い。
となると収穫適期が一気にやってきて、
四苦八苦(´;Д;`)
特にブロッコリーは成長しやすく、適期を逃すと出荷できない。
ブロッコリーで食べている部分は、
花蕾
つまり、蕾の部分。
なので、成長すると膨らんできて、花が咲いてしまいます。
膨らんできている時点で、出荷❌
そうなる頃には、サイズも大きくなりすぎて出荷基準を超えてしまうことも💧
私は農協に出荷していて、大きさの基準が
S〜3L
に分かれています。
基本、Lサイズで出荷しているんですが、今期は成長が早く2Lサイズで出すことも多かったです。
そして。。。
あまりに暖かく供給過剰から、こんな通達が農協から・・・
【2L、3Lサイズでの出荷は控えてください】
理由は、
出しても赤字だから(T_T)
単価が安くなりすぎて、箱代や運賃、出荷手数料等を引くとほぼ残らないorマイナスになってしまうから。
さらに!!
暖冬時の雨は、人にとって非常に蒸し蒸しして、べとーっとした感じが嫌になりますが、
虫や病原菌にとっては最高の環境!!
「ムッシッシッシ😎」
虫たちの高笑いが聞こえてきそうです。
言うに及ばず、うちの圃場も”組織内べと病”という病害の被害を受けまして、
一つの田んぼで、半分は切り捨てましたorz(涙)
しかも病気の確認の為に、収穫や調整にも時間がかかっててしまうという悪循環。
価格が安かったり、病気が入ったりして、収穫せずにすき込んだ圃場も多々あるそうです。
農家一年目、農業の洗礼を受けました。
暖冬は勘弁してほしいものです。
でも、暖冬で良かったことも。
アスパラの生育が順調です♪(´ε` ) 草も💦
なんかいい写真がなかったので、草が旺盛な写真になりました。今度撮っときます📷
うまくいけば、6月くらいからアスパラの収穫ができるようになるのでたのしみっす♪
けど!次シーズンの暖冬は、アスパラにとってもやめてほしい。
アスパラは、寒さに当たることで根に養分を貯蔵して休眠し、春芽のエネルギーにする。
暖かいとその循環が狂ってくるから、春芽に影響が出てしまう。
とはいっても、
気候をどうにかできるハズはないんで、うまい具合に対応してかないと。
大事なスキルは、適応力や!!
ではまた次回!